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みみTODAY
Singen Song Liarについて
いやぁ、いよいよお披露目だったわけですね。
鷲崎健2ndアルバム「Singen Song Liar」の音。

昨日の超ラジ放送前、鷲崎さんから連絡もらいました。
「ついにPretty Girlかけちゃうよー」って。

なんでこんな連絡をわざわざに取り合ってるのかって?

そりゃそうだ、アーティストが自分の番組で新曲をかける事なんて
別に参加ミュージシャンに報告するこっちゃないですもんね(笑)

普通はね。


でも今、この作品に関わったすべての人々はちょっとした魔法にかかっていて
一緒にバンドを組んで、同じ釜の飯を食ってるような気分なのです。

それぞれ皆、ほうぼうの現場でいろんな仕事を抱えてるワケだし、
しかもそれを何年、何十年と生業にしてる人間ですから、
思い入れの差こそあれ、終わった仕事のことをウダウダ言わないのが
ある意味プロっちゅうもんだ・・てな部分もあるわけです(^^;

でも今ぼくら、とっくに終わった仕事をなんべんもなんべんも
繰り返し聴いてます。ニンマリしながらね。

やっぱこれってマスターベーション?でも全然飽きません(笑)

鷲崎さんの想うメロディ、伝えたい事、感じ取ってほしい景色、匂い。

制作スタッフも、アレンジャーのラフィン君も、僕らミュージシャンも
(アシスタントのぶんちゃんも)

一片の悔いも残さないほどに持てる力の全部を出し切り、
こだわりをフル稼働して音に詰め込んでやりましたよ、ええ。

間違いなく、これは名盤と呼ばれるでしょうね。
神アルバムです、完璧に。

ドラムレコーディング中、感極まって涙を流しながらプレイしたのは
マジで生まれて初めて。
役者さんがセリフ読みながら泣くってのは訊くけど、あり得ない。


今回はアルバム制作のかなり初期から、アドバイスって言ったら
おこがましいけど色々クチ挟ませてもらってました。

鷲崎さんはもとより、制作スタッフ、ラフィン君が1stの時より
もっともっと真剣な面持ちで綿密な会議を繰り返してたからね。

初めてラフィン君のデモを何曲か聴いた時、すんごい作品に
なりそうな予感がしてたのが、確信にかわって。

で、同時に怖くなった。

オレ達プレイヤーがこのデモを越える音を、フレーズを、プレイを!
って、頑張るのは当然だけど、ホントにできんの??的な。
それをやり切れる力があるなら、オレもっと売れてんじゃねーのって(^^;

ずっと何ヶ月も、そればっか考えてましたもん。


あ・・っと、この辺からしばらくドラムレコーディングの話になりますので
飽きちゃったら読み飛ばしてくれて結構です。


なんだかんだ機材も色々購入したし、楽器のコーディネイトもかなり工夫
してみたり、普段の何倍もチャレンジ精神に溢れてたなぁ。

ぶっちゃけ、13曲すべてにおいて、機材の組み合わせを変えてます。
イメージ通りの・・いや、それを越える音を探すためにね。

かわいそうなのはアシスタントのぶんちゃんだよな(笑)
1曲録り終わって「結構イイ音してるから、次の曲もこの音で」っていうのが
ひとつとしてないんだもん。

そのたびにドラムの皮を全部張り替えて、イメージが違うから戻せだの
やれあっちのドラム持って来いだの、オレだったらイヤになるよホント。

そうやって音をイメージに近づけて、今度は重さの違うスティックで
叩いてみたり、試せることは全部試すという妥協のなさ。

プレイスタイルも全部変えてます。
少なくとも3人以上のドラマーが参加してるように聴こえるハズです。

それもこれも、別に自分のアピールのためとかそんなんじゃない。
作品の質感や温度みたいなもんを大事にしたいからです。
鷲崎健をカッコよく聴いてもらうため。
ここまでこだわったの、恥ずかしながら人生初です。

おそらく他のプレイヤーの方々も、それぞれが現場でこんな事やってたはず。
だってスッゲーんだもん、聴こえてくるプレイが!

そんなこんなで4~5日間、近くのビジネスホテルとレコスタを行き来する生活でした。
(結局ホテルに戻って鷲崎さんと長電話してたのはナイショ)

少なくとも、僕らが思ってた鷲崎健の一番素敵なところを
うまい具合にサポートできたんじゃないかな・・と思ってます。


10年プロをやってきたけどこのアルバムに参加して、初めてプロクオリティの
仕事ができたような、そんな風に感じてます。

曲ごとに詳しくお伝えできなくて残念。
まだリリースまで20日近くあるもんね。

でも断言します。
超ラジで「Pretty girl」を聴いて興奮してるそこのあなた。
こんなもんじゃ済みませんぜ、マジで。

そして必ずや、生きてこの音楽の素晴らしさに出会えた喜びに
涙することになるでしょう。

(しまった、ちょっと言いすぎてる気が)

でもやっぱ、絶対聴いてほしい。


僕が鷲崎健を好きすぎる事実をさっ引いても、これが名盤であることに
変わりないと思うからなのです。

はやくみんなの手元に届くのを、そしてその感想がきけるのを
楽しみにしてます。

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